吹田市にて台風で壊れた瓦屋根の修理を行ないました。
吹田市にて、昨年の台風で壊れた瓦屋根の修理を行ないました。台風直後にご依頼を受けたのですが、その時には修理に回れる瓦職人がいませんでした。以前にも仕事をさせていただいたことのあるお客様でしたので、事情をご理解いただき、職人さんが回って来れるまでお待ちいただけるとのことでしたので、11か月経って、今月やっと修理が出来ました。
瓦屋根の隅のこの部分の上に乗っている隅巴(すみともえ)と呼ばれる瓦が強風で落下し、また隅巴の下にある切り隅瓦と呼ばれる瓦も破損していました。
まずは、壊れている瓦を撤去し、下地の土も撤去します。
壊れた瓦と土を撤去したあとは、こんな感じです。
新しい切り隅瓦を設置していきます。土を撤去した後に、シルガードと呼ばれる漆喰を下地として瓦設置。瓦を固定する、銅線も取り付けしていきます。
一対のもう反対側の切り隅瓦も同じように取付けます。
一対の切り隅瓦を取り付け出来たら、上に乗る隅巴を取り付けします。銅線でしっかり切り隅瓦と固定します。
切り隅瓦、隅巴の取付けが終わったら、周辺の漆喰を修理して完成です。
昨年9月の台風からですから、お客様には、本当に長い間お待たせいたしましたが、無事に屋根瓦の修理を完了することが出来ました。お客様にもお喜びいただきました。