大阪市中央区 ビルの玄関を交換してまいりました。
前の玄関は黒で統一されたシックな玄関でした。この玄関はパッと見では軽そうに見えるのですが、玄関扉には鉄で補強がされていて見た目よりもずっと重たいものでした。鉄製の玄関などは重厚感があり、丈夫なのですが重さで玄関扉が下がってきてしまい地面と擦れてしまうことがあります。また、塗装などが取れてしまうとそこから錆が回ってしまうこともありますので、日々のメンテナンスが大切な玄関ですね。新しく取付けた玄関はアルミ製の玄関になります。色はオーク色の木目調が綺麗なドアとなります。前のドアよりもずっと軽く、丈夫です。アルミですので錆びにも強いドアとなっております。今回は電子錠などは付いておりませんが、玄関を交換されるのなら電子錠付きがお勧めします。リモコンキーで鍵の開け閉めができますのでとても便利なものです。電池式なら配線の工事なども必要ないので玄関を交換するなら電子錠付きがお勧めです。
玄関の交換ではカバー工法での施工となります。玄関の扉を外し、ドアクローザーやラッチ受けなどの邪魔な部品を外してしまいます。残った玄関枠の上から新しい玄関枠を取付けるのがカバー工法となります。カバー工法のメリットはお手軽な所でしょうか。従来でしたら玄関を交換しようとしましたら、元の玄関枠を取り外すために玄関周囲の壁ごとくり抜く必要がありました。これは時間も費用もかかる大掛かりなリフォームでした。しかし、カバー工法なら元の玄関枠を取り外す必要がないため、時間と費用が短縮されました。デメリットとして玄関が一回りほど小さくなってしまいます。
新しい枠と元の枠の間には隙間が空いてしまっています。元の枠に新しい枠を乗せて取付けただけなので隙間が空くことは仕方がないことです。これをそのままにはしておけませんので、まずは空いている隙間に樹脂を流し込み隙間を塞いでしまいます。枠同士もガッチリ引っ付きますので強度も上がります。そして、枠同士の接着面を隠すためにアルミ材で覆ってしまいます。アルミ材デザインも意識して作られていますので取付け後に違和感のないように出来ています。
扉の調整作業などが終わりますと作業は終了となります。周りの壁と違和感なく一体化している玄関となったのではないでしょうか引手などはまだ周辺で工事が進むため取付けたままとなります。かかった時間は朝の9時から夕方の15時ほどです。玄関交換は一日ほどで終わる工事ですのでお気軽にご相談ください。