吹田市にて屋根の一部が劣化して取れてしまったとお客様よりご相談があり現場確認にお伺いしてきました。
吹田市のお客様より、3階建に住んでいるが、3階のベランダに大きな屋根材が落ちていた。ベランダから、屋根を見ると、屋根の一部が取れた跡があり、雨漏れしないか心配になり、屋根の状態と修繕方法を教えてほしいとのご相談を頂きました。
こちらが、ベランダに落ちていた、屋根の一部になります。
長さは3メートルほどで非常に軽いですが、周辺に飛んで人や物に当たるとケガや破損など大きな事故に繋がります。
幸いベランダに落ちていたので被害はありませんでした。
3階のベランダから屋根を見てみます。
板金材が剥がれているのが分かります。少しの風で板金材あが揺れているので、屋根に登って取はずる事にしました。
屋根に登って、捲れていた板金部材を剥がしました。
板金部材を止めていた木部がむき出しになっています。
木部の状態からすると板金部材は最近剥がれ落ちたものだと思われます。
ただ長い間この状態にしておくと雨の影響で木部が腐り、剥がれて落ちる恐れがあります。
木部のしたに見えるのが防水シートになります。
この防水シートのおかげで雨漏れにはならずに済んでいます。
防水シートはゴムのような素材でできているので、紫外線、雨水が頻繁に当たると劣化が進み切れてしまいます。
そうなると切れた部分から雨水がはいり雨漏れの原因になります。今のところ防水シートの亀裂、穴あきはみられませんでした。
対処としては
今ある木部を剥がして、既存の防水シートの上から新しい防水シート、木材を張り、板金材で蓋をするのが早く、簡単に出来る方法になります。
ただし3階建の屋根になりますので、足場が必要になります。
築20年で一度も屋根全体のメンテナンスをされていないという事でしたので、部分補修と屋根全体の修繕をご提案させて頂きました。