豊中市にてフロアヒンジを交換してまいりました。
現場はとあるお店の勝手口になります。
フロアヒンジの調子が悪く、閉めようとすると物凄い速さで閉まってしまうため交換をすることになりました。
フロアヒンジと聞いてピンとこない方が多いのではないでしょうか。
機能的には玄関扉などについているドアクローザーと同じく、扉をゆっくり閉めたり特定の位置で止まるようにする装置です。
ドアクローザーとの最大の違いはフロアヒンジは扉の軸下に埋めこんで取付けられているところです。
主に店舗のドアやマンションの入り口などで使われています。
店舗やマンションのドアは全面ガラスが多いのですが、ガラスにはドアクローザーは取付けられませんのでフロアヒンジを取付けるのです。
全体に錆が回ってしまっていますね。
このような状態になると正常に可動することは難しくなるため、急に閉まったりするなどの不具合が出るようになります。
フロアヒンジは地面に埋め込んでいるためどうしても雨や湿気の影響を受けてしまいます。
フロアヒンジは全面ガラスなどの扉に取り付けられることが多いので、不具合が大きな事故に繋がる恐れがあります。
異変を感じましたらお早めにご相談することをお勧めします。
箱内が真っ赤になっているのは錆止めの薬剤を塗っているためです。
新しいフロアヒンジになります。
このフロアヒンジが前の写真のようになってしまうのです。
メーカーも厚い錆防止塗装などをしていますが、時間が経つと錆びていってしまうんですね。
フロアヒンジを使っている扉はほとんどが普通の扉よりも重いので調整作業も一苦労になります。
扉を移動させるだけでも二人で行わなければ危険なほどの重量です。
今回は箱は再利用になりますのでカバーなども再利用となります。
少々汚れてはいますが、使う上では影響がありません。
かかった時間はおおよそ2時間ほどとなります。
大部分の時間は錆の処理とドアの移動になりますので、錆び処理で時間がかかってしまいますね。
新しくなったフロアヒンジのおかげで扉が急に閉まる事もなくなりました。
もし、フロアヒンジをお使いで最近調子が悪いと感じられることがありましたら是非ご相談ください。
