豊中市にて瓦棒屋根の点検にお伺いさせて頂きました。
豊中市にお住いのお客様より、外壁の塗装を検討していて、外壁塗装の工事をすると足場が必要になるのでで屋根の状態を確認した上で外壁のみ外壁・屋根両方するかを決めたいというお問合せを頂き、屋根の点検にお伺いさせて頂きました。
まずは屋根に登って、状態を確認していきます。
お客様の屋根は瓦棒タイプの金属屋根になります。
こちらの瓦棒の屋根は
瓦屋根に比べて重さは1/10ほどになり、非常に軽く、基本的につなぎ目が少ないため雨漏りに強く、また施工方法も比較的シンプルなため、工事がしやすい屋根材になります。
ただ気をつけて頂きたいのは、瓦棒屋根は鉄製の材料になるので、サビやすいので耐久性は低いです。
また1度さびてしまうとサビがサビをよび急激に腐食が進んでしまい、サビた箇所に穴が空き雨漏りを発生させる可能性が出てきます。
お客様の瓦棒屋根の劣化状態を確認したところ、3点気になる箇所を見つけました。
1つ目は表面、塗膜の色褪せになります。表面の塗膜が弱くなり、塗料の成分が砂のようになるので、手で表面を触ると塗料の成分が付いてきます。
2つ目は表面に出来た傷になります。傷が出来ると、小さな溝ができるので、雨水が溜りやすくなり、部分的に腐食を早めます。
3つ目が瓦棒屋根の先の部分に付着しているコケになります。
コケは水分が多いところを好む性質がある為、コケがあるということは、水分が多いという事なので、早い段階で腐食を発生させると思われます。
以上の事を踏まえると、今回、外壁塗装と一緒に屋根塗装をされる事をおすすめさせて頂きました。