豊中市にて木造三階建て住宅カラーベスト屋根塗装工事を行いました。
屋根の板金部材が外れたことで屋根点検の依頼を頂いたことがきっかけ
本日は豊中市にお住いのお客様宅にてカラーベスト屋根の塗装工事をするため伺いさせて頂きました。お客様から今回の塗装工事のご依頼を頂いた経緯は、最近カラーベスト屋根の表面に茶色い斑点が発生してきているのに気づき、このまま放置していたらもっとひどくなるのではないかと不安になり、カラーベスト屋根の点検をしてほしいとのお問合せを頂いた事がきっかけになります。
【カラーベスト屋根表面に付着した汚れを落としていく】
まずはカラーベスト屋根の表面に付着している汚れなどを落としていきます。
お客様宅のカラーベスト屋根は25年ほど経過している状態になります。
25年間もの間、雨、紫外線、ホコリなどの外部環境を受け続けてきたことによって、こけ、サビ、汚れが沢山発生していました。
この汚れを落とす作業の段階で、ある程度汚れを落としてあげないと、カラーベスト屋根に塗料を塗っても、上手くカラーベスト屋根表面に塗料が密着せず、塗装後、数か月で施工不良を引き起こしてしまう可能性があります。
※補足情報
カラーベスト屋根の表面に付着している汚れの中でサビが付着しているのですが、カラーベスト屋根の劣化が原因で発生したサビではなく、お客様宅の屋根に取付られているアンテナの劣化が原因で発生したものになります。
このような場合は塗装をしたあとアンテナを撤去するか新しいアンテナに交換しない限り、アンテナからのサビが飛散して一部分だけ早く劣化していく可能性がでてきます。
【カラーベスト屋根表面のひび補修】
続いてカラーベスト屋根の表面にできているひびを補修していきます。
びびが入っている表面は凸凹の段差がついています。
この段差がついている状態の上から塗装をすると、塗装をして雨水を弾くようにしたのに、段差の部分に水分が溜りその部分だけ他の箇所よりも早く劣化してしまうことになります。そのためひびが入った箇所はコーキングをして平らにしておく必要があります。
※ちなみに補修をする際に使用するコーキング材は
変成シリコンタイプの材料を使用しました。
補足情報
カラーベスト本体は厚さ5.5㎜と非常に薄い板になります。
ひびがはいったカラーベスト屋根を放っておくと、ひびの幅が大きくなり、最悪は割れてきてしまいます。
【カラーベスト屋根の表面に密着材を塗る】
カラーベスト屋根表面の汚れを落とし、補修が完了したら、カラーベスト屋根の表面に密着材(下塗り作業)を塗っていきます。
密着材(下塗り作業)は既存のカラーベスト屋根の表面と新しく塗った塗料との密着力を強くしてくれる効果があります。
この作業を適当にしたり、密着材(下塗り作業)自体を省いて、中塗り、上塗りをしてしまうと、塗装工事が完了しても半年もたたないうちに塗装が剥がれてきてしまいます。
本日に作業は終了致しました。