吹田市室温が体に影響を与える『ヒートショック』とは❔

ヒートショックとは暖かい部屋と寒い部屋の温度差による急激な血圧変動が原因で、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす健康リスクのことです。「脱衣所とお風呂場」「寝室と廊下」「リビングとトイレ」など、温度差が大きくなりやすい場所を行き来する際にヒートショックのリスクが高まります(>_<)

<ヒートショックが起きやすい場所・タイミング>
●朝、目が覚めて布団から出る時
●寝室からリビングに移動するとき
●お風呂に入る時
●夜間、トイレに行くとき
●ごみ捨てなどちょっとした外出をするときなどがあげられます。

空気の冷たい冬の朝、暖かい布団から急に起き上がることを避け、手の届く範囲に羽織れるものを用意したり、暖房器具をタイマーセットし、朝方に部屋が暖かるなるようにすることがオススメです☆ＷＨＯ(世界保健機構)では、冬の住宅の最低室内温度として18℃以上を勧告しています。今すぐできる対策として、体を冷やさないよう家の中を移動する際は厚手の物を羽織り、床から冷えが伝わりやすいので、スリッパや靴下をはくといいですね♪

ヒートショックは10℃以上の温度差がある場合、特にリスクが高まるといわれています。その為、暖かい家と寒い外を出入りする際もヒートショックが引き起こされる危険があります。ちょっとした外出でも薄手の服装は避け、コートなどを羽織ってしっかり防寒対策を行いましょう(^^♪
特にヒートショックに注意が必要なのが入浴時です。リビングなど暖房で暖まった部屋で過ごしたのち寒い脱衣所で衣服を脱ぎ、浴室に入りお湯につかることで血圧の乱高下によって心臓に大きな負担がかかります。その為、入浴前にお風呂の蓋を開けるなどして浴室を暖めたり、暖房器具を置いて脱衣所を暖かくして部屋間の温度差を小さくすることが大切です！

ヒートショックの症状には軽度のものから重度のものまであり、軽度の症状ではめまい・立ち眩みが起きます。症状が出たらその場にゆっくりしゃがむか、可能であれば横になり血圧が落ち着くのをまちましょう。重度になれば、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす場合があり、激しい胸の痛みや吐き気、頭痛などの症状が現れた場合はすぐに家族や救急に助けを求める必要があります。防水タイプの呼び出しボタンも販売されているので、事前に取り付けしておくこともオススメです☆

暖房をつけていてもどうしても寒いという場合、それは熱が外へ流出していることが原因かもしれません。家の中の熱は開口部から約58％流出しています。重ね着などの防寒対策や暖房器具を設置することに合わせて窓の断熱対策をすれば、暖房効率が高まりお家全体を快適な温度に保ちやすくなります(^^♪

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