開き扉の軸の床に埋め込まれていて、扉の閉まるスピードを調整することができる装置です。
フロアヒンジ
フロアヒンジって何?
ビルやマンションのエントランス扉の下部にある部品、このような部品をフロアヒンジといいます。
このフタを外すと中身はこのようになっていて、バネと油圧の力で閉まる速度を適切な速さにしてくれています。
また、内部のバルブで速度を調整し、ボルトでドアを閉めたときの位置を調整することができます。
フロアヒンジに関するこんなお困りごとはございませんか?
・扉が勢いよく閉まってくる。
・ドアが傾いてひっかかる。開けられない。
ドアが勢いよく閉まる。
エントランスなど入り口の開き扉が勢いよく閉まってくることがあります。
通常ドアは、開閉のスピードを制御されていて、使用上危険がないようにされています。
閉まるスピードが異常に速いときは、フロアヒンジの不具合の可能性があります。
不具合の原因は、フロアヒンジの油漏れが考えられます。
フロアヒンジは油圧とバネの力で閉まる速度を調整しています。
内部のオイルが漏れて強力なバネの力を抑えられなくなり、閉まるスピードが速くなってしまうのです。
左のように錆つき、オイル漏れ状態になってしまった場合、フロアヒンジが収まっているセメントケースが腐食していなければ、内部の交換だけで済みます。
セメントケースまで腐食してしまった場合は、フロアヒンジ本体とセメントケースを1式交換する必要があります。
ドアが傾いてひっかかる。開けられない。
ドア本体が傾き、上枠などにひっかかって開閉が難しくなる場合もあります。
原因として考えられるのは、フロアヒンジの腐食です。
左下の画像は、フロアヒンジを横からみたものですが、フタが浮いています。
フロアヒンジ本体やセメントケースの腐食によってフタが盛り上がってしまうことがあるのです。
腐食が激しい場合は、お取替えをおすすめいたします。
お気軽にご相談ください。
オフィス、ビル、マンションのエントランスドアの不調などお悩みがございましたら、ご相談ください。
下見・お見積りは無料で行っております。