豊中市にて駐輪場の鉄部塗装のご依頼を頂きました。
豊中市にてマンションの駐輪場に取付されている鉄部が劣化により傷んできている。鉄部が傷むと鉄部表面に穴があいたりサビが発生してサビの成分が自転車やバイクに飛散したら大変なのでなんとかしてほしいとのお問合せがきっかけで鉄部塗装のご依頼を頂きました。
今回お伝えさせて頂くのは
鉄部塗装を行う内容で
とても大事な下地処理になります。
塗装は塗料を傷んでいる表面に塗る作業になります。
新しい塗料を表面に塗るととても綺麗な状態に仕上がります。
ここで
注意して頂きたいのが、
仕上がりが綺麗=塗膜の耐久性が高いとはならないという事です。塗膜の耐久性を上げるためには下処理と塗料がきっちり塗装する箇所に密着してくれているかによります。
鉄部が傷みだすと、鉄部表面がサビてきます。
鉄部表面にサビが発生するとギザギザの粉が鉄部表面に付着してきます。
この粉は水分を吸収してしまう性質があり、この粉を残したまま塗装をすると
通常塗らなければならない塗料の量が粉の吸収により少なくなってしまう可能性が
発生してきてしまいます。
そのような状態になると塗装をし塗膜が乾燥して固まった時に塗膜の厚みが確保できなくなる事があります。
塗膜の厚みを確保する事で長期的な防水効果を発揮する事ができます。
既存鉄部に付着しているサビ、汚れなどをケレン、清掃した後はサビ止め処理の作業を行います。
駐輪場に設置されている鉄部は雨水を受けやすい箇所になります。
鉄部はサビやすい性質があり、上塗りだけをしてもすぐにサビてきてしまう可能性があります。
その為、サビの発生を抑えてくれる下地処理の塗料を塗っていきます。
サビ止めの塗料は鉄部の劣化具合と上塗り塗料に種類によって選んでいます。
今回の下塗り材は「ザウルスⅡ」
に下塗り材を使用しています。
また赤色に下塗り材を使用し、
塗りムラの発生を防いでいます。
ケレン、清掃、サビ防止(下塗り)の順番で鉄部塗装工事を進めていきます。
サビ止め塗料の塗装作業が完了したら、上塗りを塗布していきます。
上塗り材は鉄部の劣化を防いでくれる効果があります。
今回は2液型の油性塗料を使用します。
塗料には1液と2液があります。そして2液型の塗料の方が強い塗膜を形成してくれます。
ご依頼頂いたマンションのすぐ近くには海があります。
潮風はとくに鉄部の劣化を早めてしまうので2液型と選ぶことにしました。
ケレン、清掃、下塗り作業1回、上塗り作業2回で鉄部塗装の完了になります。
「家のベランダの手摺がサビてきている」
「塗装をしたら良いのかわからない」
などお困り事がありましたら
お気軽に当社までお問合せ下さい。鉄部塗装は下処理がとても大事になります。
また当社ではどこの箇所を塗装するのかをご提案書として資料を作成しお客様にお渡しさせて頂いております。