吹田市にてセキスイかわらUの屋根葺き替え工事の現場調査に行ってきました。
吹田市のお客様から、昨年の台風で屋根の部材が飛散しているので現場調査して見積もりをして欲しいとのご依頼をいただきました。現場調査に伺って下から見てすぐに、現在屋根に葺いてある材料がセキスイかわらUと分かりました。屋根に上がって見てみると、かなり劣化が進んでいました。
現場調査に伺って下から見てすぐに、現在屋根に葺いてある材料がセキスイかわらUと分かりました。屋根に上がって見てみると、かなり劣化が進んでいました。セキスイかわらUの現場調査の模様をお伝えいたします。
以前に屋根改修工事をされたのが1996年ということでしたので、23年経過しています。施工された年度を聞いてアスベストは入っていないことが分かりました。
セキスイかわらUは、メーカーによると1975年~1990年に岡山で製造された商品は、アスベストが含まれていると公表されています。
セキスイかわらUは、このように表面が劣化してくるのが早いです。しかし、大手塗料会社の日本ペイントでは、セキスイかわらUは塗装不可と設定しています。塗装してもまたすぐに剥がれるのです。
また、劣化が進むとひび割れが起こってきます。屋根にの上を歩くのも、かなり気を使いながら一歩一歩進まないと割れてしまいます。
今回は、昨年の台風被害で片棟部分が飛ばされて無くなっていました。しかし、セキスイかわらUは、2007年に廃盤になっているので、専用の部材は、今は有りません。
1990年以降のセキスイかわらUは、ノンアスベストになった代わりに、大変もろくなり割れやすくなってしまいました。セキスイに対するクレームが多く起こっている屋根材なのです。
今回の現場調査の内容を踏まえ、お客様には屋根全体の葺き替えをご提案しようと思います。セキスイかわらUの葺き替え工事は、当社井上昇商店にご相談下さい。