豊中市にて飛び込み業者から屋根のカラーベストが傷んでいますよっと声をかけられ、今すぐ屋根の工事が必要ですよと言われ、気になっている。
豊中市のお客様より、最近、飛び込み業者から急に声をかけられ、屋根の使われているカラーベスト材が傷んでいるのが見えました。早急に屋根の工事をされた方が良いですよっと言われ、今まで気にしていなかったが、声をかけられた事で屋根がどうなっているのか気になって仕方がない。とのお問合せを頂きました。
【お客様の不安】
声をかけてきた飛び込み業者が見積を作らせてほしいので、屋根に直接登って測らしてほしいと言ってきている。
【不安解消】
今でも飛び込み営業は行われています。一発で断れたもう声をかけてこないようにしたいものです。
迷惑だから二度とこないで次来たら警察呼ぶよと伝えるのが一番効果的です。
間違った対応
【必要ないです】【間に合ってます】【今は忙しい】【知り合いがいる】
上記の言葉だと、切り替えされてしまう事が多く、話が前に進んでしまう可能性があります。
シンプルに断る事をおススメします。
【気になる屋根のカラーベスト無料点検】
飛び込み業者のお声かけがきっかけとは言え、お客様にお家の築年数をお伺いさせて頂いたところ、築20年程だという事でした。屋根に使用しているカラーベスト材は、家を建てた時から徐々に劣化していくものなので、ちょうどよいタイミングでの点検になったかと思います。
屋根に登りカラーベスト材の傷み具合を確認していきます。
カラーベスト材の表面にこけが生えてこびりついています。またカラーベストの表面に塗装されていた保護膜も劣化によって剥がれて砂のようになっています。
【お客様よりカラーベストってそもそもなに?】
カラーベストとは、元の材料はケイ石、セメントを使用しています。ケイ石、セメントだけではカラーベスト本体の強度が弱いので、そこに繊維質を混ぜ強度を高めています。
カラーベスト材を作る段階でカラーベスト材の表面を保護するために塗装がされています。
そして様々な色が選べます。また非常に軽い屋根材になるので、家全体の負担も軽減されます。
【傷んでいるので早くした方が良いと言われて不安】
カラーベスト表面には塗装がされています。先程も出てきましたが、カラーベスト材の成分はセメントとケイ石が主成分の為、水気に弱く、沢山の水分を吸収するとぼそぼそになってきます。その為、塗装をして保護しています。
それでも年数が経つにつれて最初の段階で保護されている塗装が傷んで劣化していきます。
カラーベスト材はとても軽いです。その分厚みが5ミリほどしかなく、劣化が進むと少しの衝撃でカラーベスト本体の表面にヒビがはいったり、部分的に欠けたりします。大きく割れる事もあります。
余りに傷みがひどくなると、カラーベスト材に塗装の保護が出来なくなり、不必要な費用をかけて屋根材を修理する事になります。
その為、早くしたほうが良いと伝えたと思います。
ただ闇雲に伝えるだけでは不安にさせるだけですので、状況の把握と丁寧な説明が大切になります。