大木
2019年06月15日
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網戸の豆知識をご紹介したいと思います。網戸を閉めているのに虫が入りますなぜ??と思われた事はありませんか?室外側の窓の開け方に問題があるかもしれませんね。室外側の窓が半開きだと虫が入りやすく侵入の可能性は高く原因の一つになります。

写真のブラシのような物が、モヘアというものです。虫よけの部材です。
この網戸は、網戸張替でお預かりした物ですがまだ、モヘアが残っていますね。
経年劣化したものは、ブラシ状のものがポロポロ取れてきます。
モヘアが無い状態では、網戸とサッシ硝子障子の間に隙間ができます。その隙間から虫たちが侵入しかねません。

新しく新調した網戸です。7㎜のモヘアが溝に仕込まれています。
よくモヘアや防虫ゴムの交換依頼がありますが、網戸製作工場により溝の形状が違い残念ながら、なかなか合わないのです。

網戸がゆがんでいる場合は、網戸張替により調整可能な場合もあります。
2019年06月14日
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木製建具 引違い戸をご注文頂きました。白木で製作しました。
硝子を入れます。外が見えない硝子がご希望でした。透明ではない硝子。木製建具は厚みが限られていますので、分厚い硝子もはいりません。硝子戸でしたら3㎜・4㎜・5㎜の中からお選びいただくことになります。昔のお部屋とお部屋の間仕切り戸2㎜硝子は、硝子障子などによく使われます。

写真の硝子は、厚みが4㎜あります。
通常型ガラスやカスミ硝子など硝子メーカーにもより呼び名が違いますが、透明でないので凸凹しているので型ガラスと私たちは呼んでいます。よくスリ硝子!!とお客様はおしゃいますが、スリ硝子は、硝子業界では、透明硝子を砂で摺った硝子を摺り硝子と呼びます。

硝子の押さえです。細かな細工がしてありすこししならせて溝に入れ硝子を押さえます。よく考えてあります!昔の知恵に感心します。

硝子の溝は、ご注文時にどのような硝子を入れたいのか?を確認し製作いたします。溝を掘り込みますので、硝子の厚みが変わると収まりません。
溝に入る厚みしか無理ということです。
仮に硝子以外の物をはめ込む場合も厚み重視になります。

今回は硝子戸なので4㎜の型硝子にて納めさせて頂きました。
2019年06月13日
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木製建具の作り替えです。既存建具と同じ雰囲気の建具がご希望でした。
硝子戸になりますが下部の足元は板にしました。下まで硝子だと危険ですものね!
木製建具は、アルミサッシより気密性はかけますが、
シンプルな構造です。メンテナンスは、簡単だと思います。

建具に4㎜型硝子をはめ込みます。
3段の硝子になっています。1枚ずつはめ込みます。
白木です。あえて塗装はせずに自然のままで仕上げています。

和風の家には、木製建具のシンプルなものがよく似合います。
古い建付が少し悪くても、木製の場合は
多少なりとも融通を利かすことができます。

かんなで削り建付調整ができるからです。木を継ぎ足したりもできます。
昔の人は良く考えて作ったと感心することがたくさんあります。
2019年06月11日
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会社の近くの商店街の店舗様の硝子交換作業をいたしました。大きなフロントサッシの硝子の取替です。大きな硝子です、人の力で運ばなくてはなりません。職人さん3人で行いました。古い割れた硝子を取り除き新しい硝子を採寸をしましたのでぴったりのサイズで硝子を製作しました。

硝子の採寸がちゃんとできると硝子をカットすることなく作業にかかれます。
この写真の作業は、古い硝子を取り除き 新しい硝子を納め、コーキング作業の準備をしています。
硝子が汚れないようにコーキングします。
2人の職人さんがマスキングテープをはります。

硝子の裏表のコーキングをしますので この場合
見積に書かせて頂く時、硝子両面コーキングをするという作業がこれになります。

マスキングテープを貼り終えましたら今度は、コーキングを打ちます。コーキングを打ち終わりましたら、ヘラで綺麗に整える作業をします。
職人さんの作業は、見事な物です。見ごたえあり!!
無事 硝子割れ替え作業が完了です。コーキングは乾くのに1日は、触らずにおいていただくようお願いしました。
2019年05月24日
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木製建具の硝子割れ替え依頼を受けました。
古くからのお家の木製建具では、ぼかし加工を施した硝子入りの建具は 時々ですが、お見かけする事はあります。

透明の硝子に摺り加工をします。
びっちり戦を引き白と透明を明確化にするのではなく、徐々空の雲のようにぼかしていくので、ぼかし!と呼んでいます。
1枚硝子で下の部分は、足元を隠したい!とかであればフィルムを貼るか・・・
透明硝子ならぼかし加工をする。とか選択肢が限られますね。

建具の1枚入り硝子は、落とし込み加工で建具を製作していることが多いです。
つくづく昔の人はよく考えて生活に取り入れているな・・・と感心します。

建具も硝子が反対にしても落ちないように工夫されています。
栓をしているのです。

建具にぼかし硝子をはめ込みました。
ぼかし加工硝子を入れると、このような完成品になります。
2019年05月21日
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これから新築される方や窓のサッシが古くなり、取り替えたい!とご検討中の方もいらしゃると思います。
これからサッシを新しくされるのでしたら、アルミと樹脂の複合サッシという製品があります。
光熱費なども抑えられこれからは、普及していくと思われます。

室内側がアルミではなく樹脂になります。アルミの場合は、冬など外部と室内の温度差がかなりありますと、皆様お困りの結露という症状が出ます。
カバー工法などサッシ交換の場合、1枚ガラスのアルミサッシに時とは、硝子の結露の悩み事が軽減されますよ。
サッシをカバー工法など、そこまでは・・・とお考えの皆様には、

樹脂製の内窓という方法もあります。
内窓は、部屋内からの取付工事です。
サッシの色にとらわれす、お部屋の雰囲気に合う色をお選びいただけます。
クレセントも付けることが出来き、防犯面でも安心していただけます♪
2019年05月18日
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LIXIL シンフォニーというサッシ名です。
このサッシは、なんと腹腔構造で到達した断熱性能のサッシなのです。
従来のアルミサッシは、アルミ製です。
こちらのシンフォニーは、アルミ+樹脂の構造になっています。
お部屋内が 樹脂サッシで、外部に面した方が、アルミ製になります。
このようなサッシを、アルミ複合サッシと呼びます。

会社で廃棄処分するアルミ複合サッシを分解してみました。
いざ外して解体してみますと結構重いのです。
中を覗くと・・・樹脂カバーと中にはスチール製の物と外部は、アルミ部材でした。

処分する時に、材質ごとにばらばらにするお手伝いをしました。
熱を伝わりにくくする為に室内側全体をカバーし、断熱効果を発揮する樹脂形材を使用します。
サッシ外部は、住宅パーツとして求められる耐久性・耐候性が求められます。
住宅の長寿命化やエコロジーも求められます。それをしっかり支えるのが室外側のアルミ形材です。

分解のお手伝いしたことで、このような構造になっていることが改めて分かりました。
2019年05月12日
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2019年5月11日から12日に阪急吹田駅から降りてすぐの吹田市役所駐車場・吹田市文化会館メイシアター・いずみの園公園にて第36回吹田産業フェアがありました。たくさんの方のご来場ありがとうございました。
今年は、夏日でいいお天気でした。

吹田市にある企業様が多数参加して無事イベントも終わりました。
外の広場では、楽しいイベントも盛りだくさんで子供さん達もたくさんご参加されていました。

今回は、台風被害でガラス窓を守る窓シャッターや金属屋根材などご紹介させていただきました。

次世代住宅エコポイント対象商品なども展示させて頂きました。
※次世代住宅エコポイント制度は、まだ内容など時期なども変更の可能性がありますのでご注意ください。
2019年05月09日
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今年も5月11日(土)・12日(日)開催されます第36回吹田産業フェアに出展いたします。どうぞ皆様お誘いの上遊びに来てくださいね。
会場には、営業マンもおりますのでご相談事・ご質問などがありましたらお問い合わせください。
吹田市にある企業様方が出展されるイベントです。大勢の来場者です。ライブや講演会など盛りだくさんです。

会場は、吹田市役所の駐車場と吹田市文化会館メイシアターといずみの公園となります。
当社井上昇商店は、吹田市文化会館1階にブースを構えております。

今回の展示物は、YKK AP APW330
エコ性能にこだわった樹脂窓や スリットシャッター
ほどよい視線を遮りながら光と風を入れることができるシャッターです。
次世代住宅ポイントの対象商品のご案内など会場にてごご確認いただくことができます。

2018年9月の台風21号の被害にあわれた方
屋根が傷み葺き替えのご検討中の方も、いらしゃると思います。今回は、MFシルキー
金属屋根材の展示もしております。手に取ってご覧ください!
では、会場にてお待ちしておりま~す

2019年04月26日
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木製建具の引戸オーダーのご依頼いただきました。
お客様のご要望は引き戸に何かアクセントが欲しいとの事でした。
最近サッシメーカーのリビング建材などのシステムの扉にあるようなデザインで、モールを使ってアクセントをつけてみては?とご提案をいたしました。

目地材のサンプルです。樹脂製の物で建具に溝をつけて差し込みます。
縦のラインがすっきりとして単調だった扉にも表情が現れました。

少し溝を掘るだけです。手間をかける分引戸もグレードアップいたします。モールの色の何色かありますしモールのデザインお選びいただけます。

建具建て込み工事の前に社内にて建具に引手と戸車を取り付け硝子もはめ込みます。
2019年04月24日
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ご高齢のお客様よりのお問い合わせがありました。
アルミの框ドアのノブが調子悪いので交換したいのですが、握り玉がどうも最近開けつらいのでレバーハンドルに交換することは可能でしょうか?
調べてみたところ交換は可能でしたが、アルミ用の取替レバーハンドルは、ケース錠は既存の物使えるようでした。ケース錠が使えると言いましても条件はあります。対応品番の物しか取替用レバーハンドルも使えません。

バックセット100㎜
これば鍵の交換時には大事な情報です。
ドアの厚み・側面のフロントのサイズ・鍵の刻印 メーカー名・品番は必須です。

MIWA 145Aの刻印がありました。
この製品は、取替用レバーハンドルのメーカー エージェント(大黒製作所製)の製品に対応していました。

開け閉めに不具合が出だしたので、今回はMIWAの握り玉のセットを注文して握り玉は使わずに、ケース錠のみ使います。
新しく取り寄せたケース錠とエージェントの取替用レバーハンドル錠にて握り玉錠からレバーハンドルへ取替工事をいたします。
2019年04月22日
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室内ドアのノブが調子悪いので、取替たいが高齢になり握り玉では開けつらくなってきたのでレバーに交換したい。交換できますか?とご相談がありました。

建具屋さんが作った木製建具でした。
ラッチタイプの握り玉 空錠(空錠とは鍵がかからない錠)でした。
ドアの端から握り玉の中心までのサイズをはかります。バックセットというサイズが取り替える時には重要になります。
ドアに錠の加工が彫り込んであるからです。

ドアの開け閉めをする時、ポチッと出たり入ったりするのが、ラッチと呼ぶ部分です。
ラッチタイプなので、同じ仕様の金物メーカーさんが出している取替レバーハンドルで対応するものを探しました所、希望に添えるものがありました。

日中製作所さんが出している取替レバーハンドルです。
空錠やトイレ用などの表示錠もあります。
今回はレバーハンドルにて対応いたします。
2019年04月20日
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木製建具は、すべてオーダーとなります。
既製品はないので、職人さんによる手作業で一工夫します。モヘアというブラシのような物を、短くカットします。19㎜にです!20㎜では少し長く出てしまいます。職人さんのこだわりです。
私も、モヘアをカットのお手伝いしますが、初めのころは、短すぎると困ると21㎜くらいの長めにカットしてしまったら・・・
少し長いな・・・
と指摘を受けました。



この印の部分がこだわりの工夫です。モヘアを取付た後・・・角を少し削るのですが、これをするとしないとでは、違うと職人さんは言います。
ほんまちょっとしたことやねんけどナ・・・違うんねん


グレー色の19㎜のモヘア(ブラシのようになっているもの)を取り付けます。これがこだわりの工夫!!

白い薄樹脂版を上レールと見たてて・・・
この工夫をすることによりスムーズに動くのか、説明してもらいました。
違うらしいです

2019年04月20日
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何度かブログにアップしてますコレクションボードの面取り硝子が出来上がってきました。
硝子を押さえる押さえ棒を合うサイズにカットします。カットした後は、ビスを均等感覚に打てるように印をつけていきます。

既存のプラスチック製の硝子押さえの棒は、ポキポキ折れてしまい新しく木製で硝子押さえ棒を作り色を塗りました。長めの棒はサイズに合わせカットします。
面取り硝子は、割れてましたがアール部分が残っていたためぴったりサイズに仕上がりました。
これで、元通りのコレクションボードの扉です。

新調に新しく仕上がった硝子を割らないように硝子押さえをビス止めし硝子を固定します。
硝子製品は、取り扱いに気を付けなくてはなりません。綺麗仕上がったオーダーの硝子を割ってしまったら大変ですから・・・


はい!完成いたしまた。これで正面から見た目は
元通りです。
後は、扉を取付に行き完了となります。
完了後の写真はありませんが、お客様には大変喜んでいただけました。
2019年03月16日
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先日お伺いしました、吹田市にお住いのお得意様の面取り硝子の見積が届きました。
金額をお伝えし、OKげ出ましたので面取り加工硝子の製作硝子加工工場にを依頼します。
金額の方もお客様は、思ってたほど高くなくてよかった!とご安心のご様子でした。気に入た物を飾るコレクションボード 硝子が無いという状態では困るし・・・。どうしたものかと・・・うちの会社を思い出してくださったようです。

まず持って帰った扉のガラスを外す作業をしなくてはなりません。ベテランの職人さんにお願いしましたが・・・量産品の具の為硝子を押さえる部材がブラスチックです。ブラスチックの押さえは、お電話ではあらかじめご説明するのですが、外す時にほぼ割れます。割れると木製の部材を作ることになることをまずご了承いただきます。

釘を抜く道具です。このような道具を使い硝子押さえを外していきます。

50年くらいキャリアのあるベテランの職人さんでも硝子押さえは折れます。
この状態が、硝子押さえがポキポキ折れる事があります!なのです。


この状態では、使い物になりませんね。

真ん中が1本折れただけならボンドで固定し再利用など可能なのですが・・・

下の材が既存のプラスチックの硝子押さえです。
上の材が木製でオーダーしましたものです。
建具工場に製作依頼しました。白木のスプルス材で片面糸面りをして作りました。
白いと目立つのでオイルステンで色が目立たないように塗りました。